社会テスト 〔歴史のみ〕 解答 (計100点)

1、次の( )にあてはまる語句を書きなさい。(各3点−計42点)

@701年の(大宝律令)の制定で、天皇を頂点とする政治のしくみが整うと、新しい都がつくられ、ここに東大寺や唐招提寺が建てられた。東大寺を都に建てたのは(聖武)天皇である。

A関東地方では(平将門)が、また西国地方では(藤原純友)が、あいついで反乱をおこし、武士が中央の政治にかかわるきっかけとなった。

B藤原頼道の(平等院鳳凰堂)は、11世紀の中ごろ宇治〔京都府〕に完成した建物であり、当時の貴族の住宅様式の影響を受けているといわれているため、この建物の住宅様式は(寝殿造)であるといえる。

C18世紀のはじめ、8代将軍となった(徳川吉宗)は広く人々の意見を求めるために(目安箱)を設けたり、(公事方御定書)という法令集をつくり裁判の基準とするなど、(享保)の改革をおし進めた。

D1639年に、幕府が(ポルトガル)船の来航を禁止したことにより、鎖国は完成した。その後、ヨーロッパとの貿易は、(オランダ)ただ一国となった。

E織田信長が、琵琶湖のほとりに築いた壮大な建物を(安土城)という。織田信長は、(桶狭間の戦い)という戦いで、今川義元に敗れた。

2、次のア〜エは、飛鳥時代のできごとである。年代の古い順に正しく並べ、記号で答えなさい。(6点)

ア,天智天皇が即位する。 イ,壬申の乱がおこる。 ウ,大化の改新が始まる。 エ,小野妹子を隋につかわす。

エ→ウ→ア→イ

3、次の文を読んで問いに答えなさい。

1902年、日本が(イギリス)と同盟を結ぶと、日本とロシアの対立はますます深まり、1904年、ついに日露戦争となったが、翌年、アメリカのあっせんで、(ポーツマス条約)という講和条約が結ばれた。いっぽう日本の国内では、日清戦争後、(製糸業)や紡績業を中心に軽工業が、また日露戦争後は鉄鋼業を中心に重工業が発達し、資本主義が発展した。こうしたなかで、さまざまな社会問題がおこり、労働者が自らの地位を向上させようとする労働運動もおこった。

@文中の( )にあてはまる語句を書きなさい。(各4点−計12点)

A文中に日露戦争とあるが、この戦争に反対した人物を2人あげなさい。 内村鑑三幸徳秋水(各5点−計10点)

B文中に社会問題とあるが、渡良瀬川流域でおこった公害として知られている事件は何か答えなさい。 足尾鉱山鉱毒事件(5点)

4、次の文中のア〜オにあてはまる語句を書きなさい。(各5点−計25点)

(ア,アメリカ)で始まった恐慌は世界をまきこみ、各国は恐慌をのりこえるために、さまざまな政策を行った。(ア,アメリカ)では、(イ,ルーズベルト)大統領が(ウ,ニューディール政策)をおし進めた。また、イギリスやフランスでは、(エ,ブロック経済)を進めた。(ウ,ニューディール政策)がとられ始めた時期と、ほぼ同じ時期にわが国でおこったできごとといえば、(オ,犬養毅)が、海軍の将校らに暗殺され、8年間続いた政党政治が終わったことである。