【仮定法】〔解答〕 (制限時間−20分)

T、次の日本語に合うように( )にあてはまるものを入れなさい。ただし、( )に入るのは1語とは限らないとする。(各12点−計84点)


@もし時間があったら、彼を訪ねて行くのですが。

If I (had) enough time, I (would) visit him.

【解説】この文は「現在の事実」に反する仮定を述べた文であり、『仮定法過去』と呼ばれるものである。仮定法過去の文の特徴は、〈条件節のVは過去形かwere、帰結節のVはwould,could,should,might+原形〉である。

Aもし私が鳥だったら、あなたのところへ飛んで行けるのに。

If I (were) a bird, I (could) fly to you.

【解説】これも『仮定法過去』の文であり、上に同じである。

Bもしそのときそこにいたら、彼はとても喜んでいただろう。

If he (had been) there then, he (would have) very pleased.

【解説】この文は「過去の事実」に反する仮定を述べた文であり、『仮定法過去完了』と呼ばれるものである。仮定法過去完了の文の特徴は、〈条件節の動詞はhad+過去分詞、帰結節の動詞はwould,could,should,might+have+過去分詞〉である。

Cもし万一明日雨が降ったら、ピクニックは延期されるでしょう。

If it (should) rain tomorrow, the picnic will be put off.

【解説】この文にあるshouldは「もし万一あるとしたら」という想定のもとに述べる表現である。つまり〈条件節のVはshould/were to+原形〉という形になる。ただし、were toの方が現実性が低い!〔(例)幽霊が万一でるとしたら…など〕

Dもし彼があのときもっと一生懸命勉強していたら、彼は今大学生だろうに。

If he (had worked) harder then, he (would be) a college student now.

【解説】この文は「仮定法過去」と「仮定法過去完了」が『併用』した文である。つまり、条件節に仮定法過去完了,帰結節に仮定法過去の形になる。

Eもっとお金を持っていたらなあ。

I (wish) I (had) more money.

【解説】これは〈S+wish+[that]+S´+動詞の過去形〉の形である。意味は「S´が…すれば(であれば)よいのにとSは思う」で、『仮定法過去』ということになる。

Fもう君は両親から独立する時期ですね。

It's time you (were) independent of your parents.

【解説】これは「もう…すべきころだ」という意味を表す「It's time+仮定法過去の文」である。

U、次の日本語を英語に直すと、次の4パターンに分かれた。それぞれの( )に指定された語数で、あてはまるものを入れなさい。(各4点−計16点)

君がその結果を私に知らせてくれたら良かったのに。

・I (1語:wish) you had let me know the result.

・(1語:How)I (1語:wish) you had let me know the result.

・(2語:If only) you had let me know the result.

・I (2語:would rather) you had let me know the result.